独立への軌跡#1

ご覧くださり、ありがとうございます!

株式会社BОセキュリティーサービス、取締役の對馬和人(ツシマカズト)です。

「笑顔」「ありがとう」この2つのモットーを大切にしながら、日々走り続けています。

現在35歳で、同時期に入社した独立希望メンバーの中ではちょっと年上。でも、気持ちは誰よりも若く、どんな壁も乗り越えてきました。青森県出身、寒さにも負けず、熱い青森魂で突き進む性格です。

そんな自分が 「独立」という大きな決断をし、分社を果たすまでの軌跡を、何回かに分けてお届けしていきます!

挑戦の連続、挫折と成功、そしてたくさんの出会い…リアルな経験を通して、独立を目指す皆さんに少しでもヒントや勇気を届けられたらと思います。

独立のきっかけ。

とある警備会社で「私服保安警備」の仕事に従事していた私。ちょっと特殊なこの仕事にも慣れて、少しずつ結果を残せるようになってきたそのころ、

「對馬さんにお願いして良かったです。ありがとうございます!」現場でお客様にそう言われることが増えてきました。

そして指名で呼ばれることも多くなり、「ああ、自分の仕事ってちゃんと誰かの役に立ってるんだな」と実感。でも同時に「このままずっとこの仕事を続けていていいのか?もっともっとお客様の役に立つ道はないのか?」と心の奥でざわつく感情を抱くようになりました。

そして気づいたときには独立の道を考え始めていました。そう、もっともっとお客様の役に立ち、良いサービスを提供できる会社を運営したい!と思うようになっていったのです。

本気で独立を考える。

警備業で独立を見据えるなら、まずは資格が必要です。しかし、当時の職場では「現場の人間には不要な資格は取らせない」という暗黙のルールがあった…ように感じられたのです。

なんで?と疑問に思いながらも、「ここにいても成長できないな」と感じ、資格受講の枠も取れたので思い切って退職しました。

資格試験の枠を確保できたと思ったら、コロナの影響で試験自体が消滅。そんなことある?って思ったけど、現実はシビアでした。

悔しさと虚しさが入り混じる中、「もう諦めるか…」と何度も考えます。でも、それで本当にいいのか? やらないで後悔するより、やって後悔したほうがマシだと思い直し、もう一度挑戦することを決めたんです。

前職を辞めてしまっていた自分は、交通誘導のバイト、ウーバーイーツの配達…。昼も夜も働きながら、時間を見つけては勉強。とにかく必死だった。でも、そんな日々を乗り越えて、ついに資格を取得。このときばかりは、「やっぱり諦めなくてよかった」と心から思えました。

資格を取ったものの、「もっと警備の仕事を幅広く経験しないと、この先の道は開けない」と考え、東京の警備会社に入社。

現場で学びながらその会社での勤務を続け、半年後には「専門部署を立ち上げて任せる」との話をもらい、正直期待していました。けれど結果的には その道は開けず、「都合よく使われて終わり」 でした。悔しい…でも、これも経験の一つ。そう割り切って、次の道を探し始めることになるのです。

ここでいったん序章を終わります。

次はIMSグループとの出会いから、また始めていきたいと思います。

それではまた来週~!!