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ウサギとカメ
誰でも知っている寓話
「ウサギとカメ」という寓話は、足の速いウサギと足の遅いカメが競走をし、最終的にはカメが勝利する話。
この話の教訓は、過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得ることができる。と言われている。
しかし、少し見方を変えると次のような解釈がある。
①ウサギはウサギの個性があり、カメはカメの個性があるから、競争すること自体無意味だ。
②ウサギが横になっていた時、何故カメは声をかけなかったのか?病気だったらどうするんだ。
③早くゴールすることに特別な意味はない。
④水中の勝負だったらカメの圧勝。
⑤コースに間隙などがあったらカメは渡れない。
等々。実際、外国人に聞くとこのような答えが返ってくるようだ。
つまりどちらが強いか・能力があるか・優れているかなどを競争して勝敗を決めても、人の見方次第で解釈はそれぞれ異なるということだ。
教訓も大事だが、もっと大事なことはそれぞれの個性を生かし協力して目標を達成するべきである。人としてあるべきはこういう事を言う。