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食物連鎖

太陽エネルギー(地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、1秒あたり約42兆キロカロリー)

植物が光合成によって水分と空気中の二酸化炭素をもとに炭水化物(ブドウ糖やデンプン)をつくり、エネルギーとして固定化します。

草食動物が植物から、エネルギーに変換して蓄えます。

肉食動物が草食動物から、エネルギーに変換して蓄えます。

 

『最新環境百科』(丸善出版)を著した環境科学者のG.タイラー・ミラーは、次のような有名な言葉を残しています。

「一人の人間が1年間生きるためには300匹の鱒(マス)が必要。300匹の鱒には9万匹のカエルが必要で、その9万匹のカエルには2,700万匹のバッタが必要。そして、2,700万匹のバッタは1,000トンの草を食べなくては生きられない」

人間がもしも草だけを食べるとしたら、一日に約3トンの草を食べなければいけなくなりますが、どう考えても無理ですね。
その上、草食動物のように食物繊維をエネルギーに変換する機能が無いので、自然に優しいどころか食物繊維が無駄になります。

 

さらに草食動物の餌を大量に奪う事になるので、草食動物を絶滅させることになります。(まるでバッタの大量発生のように)
だから少量でエネルギーの高い動物を食べる事で、命を永らえているのが我々人間の自然に即した生き方なのではないでしょうか。

 

すべての食物の源となるエネルギーは、太陽エネルギーです。
今日も太陽に感謝し、植物や動物性食物に感謝しましょう。

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